幼児教育の無料化検討を、政府「骨太方針」に盛り込む(06年6月月30日政府与党発表)
06年7月1日新聞掲載。
政府、与党は、30日、来週に閣議決定する「骨太の方針」に、

幼稚園・保育所を通じた幼児教育の無償化について検討することを盛り込む方針を決めた。

深刻化する少子化対策には、「子育ての負担感軽減が有効」として、実現を目指す。一方、歳出改革が強く求められる中で、財源確保や国と地方の負担割合の在り方などが今後の課題となる。

骨太の方針素案の教育分野の項目には、「人材育成のため、幼稚園・保育所の教育機能を強化するとともに、就学前教育について保護者負担の軽減策を充実する」としているが、これに、「幼児教育の将来の無償化について、税制などを総合的に検討する」との内容を新たに追加する。

無償化は全ての3歳〜5歳児が対象で、幼稚園・保育園で教育を受けられるようにする。実現の為の公費負担は7千億−8千億円程度と試算される。
なんとなく、わたしのHPを政府の誰かが見てるのかな?と思えるほど、やっと国も動き出してくれました。
幼稚園・保育園に限らず無料となる…素晴らしいことです。早く実現して欲しいものです。

但し、国と地方の負担割合の在り方…が重要で、やはり、「国が面倒見る!」と言った骨太の方針ならぬ太っ腹な姿勢と対応を見せて戴きたいものです。

また、残念なのが、どうして、0歳〜2歳児は対象ではないんでしょうか?!

我が家は、長女は2歳から保育園、次女は1歳から保育園に入れていますが、今時の保育園は多くが0歳児保育で預けているのが現実です。
我が家の場合、長女の時は、若い頃サラリーマンをしていたので収入的に厳しかったし、7歳離れた次女の場合でも、上の子の経験から、早くに保育園に入れて、誰もが通る病気も早く経験させ、言葉も早く覚え、しっかりしてくる好影響と、
私が家事や子どもの送り迎え(+地域ボランティア)などを手伝う前提ですが、妻も忙しくしていることで、余計な暇な時間を与えないことでの「つまらない夫婦喧嘩」を避ける策での、家庭和平の為の施策ではあるんですが、
仕事を続けたい女性の増加や、一旦退職すると再就職しにくい世の中ですので、出来れは女性も仕事を続けて欲しいと思うのですが、産まれた瞬間から無料で利用できるように、「やるんだったら」やって欲しいもんです。